事業用として所有しているトラックを買取店に売却する場合は、通常の車両売却時に必要となるものに加えて、連絡票と呼ばれるものも必要となる場合があります。連絡票は、正式には事業用自動車等連絡書とよばれるもので、事業用の自動車の所有などの変更を運輸支局あてに届け出る際に使用する書類です。トラックを買取店に売却するということは、所有する車両の台数に変更が生じるということでもあるため、事業用自動車等連絡書の提出が必要になります。事業用自動車等連絡書の様式は、運輸支局のWebサイト内にPDFファイルとしてアップロードされており、ダウンロードして紙に印刷をすればそのまま提出書類として利用することが可能です。
各欄の書き方の見本も運輸支局のサイト内で見られるようになっている場合があるので、参考にしましょう。連絡票の所定の欄に必要事項の記入が終わったら、管轄する運輸支局の輸送担当部署の窓口に提出します。内容に不備がなければ、担当者から確認印が押されて返却されるので、それをトラックの買取店に他の書類とともに提出すれば良いです。連絡票の有効期限は1ヶ月間となっており、再発行はできないので注意しましょう。
提出された連絡票は、登録機関に買い取った車両の名義変更を申請するときに利用されます。事業用の緑ナンバーがついた車両の名義変更を行う場合は、新所有者が他の書類とともに事業用自動車等連絡書を提出しなければならないからです。